CentOSへのWordPressインストール
2015/10/28
今回はWordPress用に
MySQLのDB・ユーザーの作成
# mysql -u root -p Enter password: mysql> create database wpdb;←今回はDB名を[wpdb]とする Query OK, 1 row affected (0.02 sec) mysql> grant all privileges on wpdb.* to wp_user@localhost identified by 'ユーザー wp_user のパスワード'; ←先ほど作った[wpdb]DBにlocalhostからアクセスできる[wp_user]というユーザーを作成し、パスワードを設定する Query OK, 0 rows affected (0.09 sec)
WordPressをダウンロードして解凍
http://ja.wordpress.org/releases/をダウンロードし、解凍します。
今回は2015年3月時点での最新版である4.1.1を利用します。
http://ja.wordpress.org/releases/へアクセスし、ダウンロードしたいバージョンのtar.gzのリンクをコピーします。
#cd /home/ユーザ名/ ←ダウンロードファイルを置いておくだけなのでどこでも良い。
# wget http://ja.wordpress.org/wordpress-4.1.1-ja.tar.gz
# tar zxvf wordpress-4.1.1-ja.tar.gz←tarのオプション[z]gzipを通して[x]ファイルを取り出す[v]ファイルの一覧を詳細に表示する[f]このファイルを
# mv wordpress/* /var/www/htdocs/今回はDocumentRootに設置します。
WordPressをインストール
WordPressをインストールしたURL(http://ドメイン名/)にアクセスすると、ドメイン名/wp-admin/install.phpにリダイレクトされ、以下のような画面が出てきます。
[さあ、始めましょう!]というボタンを押すと、必須項目を設定する画面になります。
ここで、先ほど設定したデータベース名(wpdb)・ユーザー名(wp_user)・パスワード(設定したパスワード)を入力します。
データベースのホスト名は、データベースが同じサーバー内の場合はlocalhostのままで大丈夫です。
テーブル接頭辞とは、データベース内に作られるWordPress用のテーブルの頭に付与される文字列になります。
このままでも問題ありませんが、別の値に変更した方がセキュリティ的には高くなります。
WordPressを攻撃するクラッカーはテーブル名がwp_で始まるという前提で攻撃してくる事が多い為です。
全て入力を行ったら[送信]を押します。
問題なければ、ここでwp-config.phpファイルが作成されるのですが、今回のように展開しただけでインストールを行った場合は、パーミッションの設定が適切に行われていない事が多く、下記のようなメッセージが表示されます。
今回は画面の指示に従い、手動でwp-config.phpファイルを作成し、画面の内容のファイルを作成します。
# cd /var/www/htdocs/ # vi wp-config.php
ファイルを作成したら、[インストール実行]を押します。
サイトの設定画面が表示されるので、各項目に入力してください。
まだ、Google等のサーチエンジンにインデックスしてほしい場合は、「プライバシー:検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する」を外しておいてください。
ここで設定する内容は後からでも変更可能です。
全て入力が終わったら[WordPressをインストール]を押します。
この画面が出たらインストール完了です。
ログインを押すと、ダッシュボードへのログイン画面が表示されます。
ログインしてダッシュボードが表示されればインストールは終了です。
ドメイン名でアクセスすると、現在のサイトが表示されます。