AC-5

某SEの雑記帳

会議室予約システム(mrbs)の構築

      2016/03/23

会議室の予約管理等を行えるようにするには、MRBSというオープンソースのアプリケーションがお勧めです。

今回はMRBSのインストール手順を行いたいと思います。

ダウンロード

http://mrbs.sourceforge.net/

WS000004

メニューからDownloadを選択します。
WS000005

Download Tarball/Zipを選択します。
sourceforgeのダウンロードページに行くので、今回は最新のバージョンである1.4.11.zipをダウンロードします。
WS000006
ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。

MRBSをインストールする手順は、次のとおりです

1. Webサーバ上へMRBSファイルのアップロード
2.データベースの作成
3.MRBSの設定

Webサーバ上へのファイルのアップロード

まず、サーバの公開ディレクトリにディレクトリを作成し、解凍したフォルダの中身を全てアップロードします。
今回は/var/www/html/lessonというディレクトリを作成し、その中にwebディレクトリとその他のファイルをアップロードしました。
※解凍したmrbs-1.4.11フォルダを全てアップロードして、適当なディレクトリ名に変更しても良いと思います。

データベースの作成

MRBS用のデータベースを作成します。
今回はlessonとうデータベースを作成します。(この時にmrbsという名称でデータベースを作成しておくと、後々の設定ファイルの編集箇所が少なくなります。)

[root@test]# mysql -u root -p←MySQLログイン
Enter password:←パスワード応答
mysql>CREATE DATABASE lesson;←lessonデータベースの作成

テーブルの作成

作成したデータベースにテーブルを作成します。
テーブルの基となるデータは
【MySQL】tables.my.sql
【MySQL4.1以下】tables.my.pre41.sql
を利用します。
今回はMySQL5.6を利用していますので、tables.my.sqlを利用します。

[root@test]# cd /var/www/html/lesson/←MRBSディレクトリ(tables.my.sqlがあるディレクトリ)に移動しておきます。
[root@test]# mysql -u root -p←MySQLログイン
Enter password:←パスワード応答
mysql>use lesson;←データベースを指定します。
mysql>SOURCE tables.my.sql;←ファイルをインポートします。
Query OK, 0 rows affected (0.05 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.01 sec)

Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)

Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

Query OK, 1 row affected (0.00 sec)

mysql>show tables;←テーブルを確認します。
+------------------+
| Tables_in_lesson |
+------------------+
| mrbs_area        |
| mrbs_entry       |
| mrbs_repeat      |
| mrbs_room        |
| mrbs_users       |
| mrbs_variables   |
| mrbs_zoneinfo    |
+------------------+
7 rows in set (0.00 sec)

テーブルが作成されました。

MRBS設定ファイルの編集

設定ファイルを編集していきます。
設定ファイルの場所は、/var/www/html/lesson/web/の中にある、config.inc.phpファイルになります。
このファイルを開くと分かるのですが、mrbsというデータベース名で作成しておくと、後々の設定が楽なようです。
また、セキュリティを考慮すると、MRBS用のデータベースユーザを作成しておくのが良いです。
※データベースユーザの作成方法はCentOSへのWordPressインストールのgrant all privilegesコマンドの辺りを参考にしてください。

config.inc.phpの変更箇所

//$timezone = “Europe/London”;→$timezone = “Asia/Tokyo”こちらを参考にしてタイムゾーンの設定を行います。今回はAsia/Tokyoに変更します。また、コメントアウトの「//」を外すのを忘れないようにしてください。

$dbsys = "mysql";←mysqlに変更
$db_database = "lesson";←データベース名を指定
$db_login = "root";←データベースユーザーを指定(今回はrootに設定)
$db_password = 'password';←データベースのパスワードを指定

その他の設定はsystemdefaults.inc.phpで行います。
ただし、systemdefaults.inc.phpを直接編集せず、必要な箇所をconfig.inc.phpに貼り付けて設定します。
systemdefaults.inc.phpを直接編集しても反映されますが、アップデート等があった際に上書きされてしまうため、そのように記述されています。

初期の状態では、ログインユーザ・パスワードの設定がsystemdefaults.inc.phpに直接記載されているのですが、
せっかくですので管理画面からユーザ登録が行えるように、MySQLを利用してユーザ管理を行えるようにします。
また、気になる箇所も数点変更します。

systemdefaults.inc.phpの変更箇所

$auth["type"] = "config" → $auth["type"] = "db"←dbに変える事でMySQLで認証を行うようになります。
$strftime_format['date'] = "%A %d %Y %B"; → $strftime_format['date'] = "%Y %B %d %A";←日付のの表記が逆なので、日本式に変更
$mrbs_company ="COMPANY NAME"←左上に表記される名称の変更

予約可能時間が、デフォルトではAM7時からPM19時までになっています。
この時間の変更を行うには、「部屋」から「部署」を選択すると、色々なセッティングができます。
開始時刻や終了時刻、30分単位を60分単位にしたりなども可能です。

また、テーマが最初はdefaultになっていますが、Themesディレクトリ配下にclassic126というテーマも用意されています。
こちらに変更する場合は、systemdefaults.inc.phpを

$theme =”classic126″;

に変更します。

ページのタイトルなどの日本語の文言を修正したい場合は、langディレクトリにある、lang.jaファイルを編集することで行えます。
ここで、タイトルの「会議室予約システム」等の文言修正が可能です。

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