AC-5

某SEの雑記帳

crontabの基本

   

crontabとは

設定した時間になったら定期的にコマンドを実行してくれます。

オプション

-u
どのユーザでcrontabを実行するかを指定します。
省略した場合はcrontabコマンドを実行したユーザになります。

-l
現在のcrontabの一覧を標準出力へ表示させます。

-r
現在のcrontabを全て削除します。

-e
viでcronを実際に記述できる編集モードになります。
※キーボードでeの隣はrなので、万が一ミスタイプをするとcronの設定が全て消えてしまします!

crontab -eでの記述方法

設定項目は左から「分」「時」「日」「月」「曜日」となっています。

* * * * * コマンド

設定可能な数値

分:0-59
時:0-23
日:1-31
月:1-12
曜日:0=日、1=月、2=火、3=水、4=木、5=金、6=土、7=日

指定方法

リスト:0,10,20,30 分に指定した場合は0,10分,20分,30分に実行されます。
範囲:1-5 月に指定した場合は1,2,3,4,5月に実行されます。
共存:1,5,8-11 時間に指定した場合は1時,5時,8時,9時,10時,11時に実行されます。
間隔:*/10 分に指定した場合、10分感覚で処理を実行します。「/」の後ろに指定した値の間隔で実行します。

設定例

毎時10分になると実行

10 * * * * 

毎日AM4:20になると実行

02 4 * * * 

毎月1日のAM00:05になると実行

05 0 1 * * 

実際のスクリプト記述方法

記述内容はシェル操作する内容と同様になります。

例えば、毎時00分にapacheを再起動するとします。

00 * * * * /etc/rc.d/init.d/httpd restart

 - Linux